11/17  練習日誌 「時と潮流は人を待たない」

早いもので、あれからもう一か月がたちました。そうです。大阪府連理事長吉
田先生が亡くなられてちょうど一か月です。

 私がお見舞いから帰るときに呼吸が弱いというお話をされていたのですが、そ
の日(10/17)は吉田先生の支部で保護者を集めての説明会の日 だったので、夕
方5時過ぎに病院を後にしました。
 普段なら20時までは病院にいるのですが、その日に限って早々に病院を後に
しないといけない日でした。
 そして私が病院を去って間もなく、先生は亡くなられ、説明会がご逝去の報告
会になってしまったのを鮮明に覚えています。

 それからの一か月、私にとっては本当に激動の一か月でした。葬儀を終えてか
らもまったく落ち着くことなく、あっという間の一か月でした。でもな んと
か、大阪平野の拳士の力を借りながら、4つの道院、支部の運営を継続すること
が出来ています。

 大阪平野道院でも大会に向けての練習に少年、一般共に焦りが見えてきました
が、時すでに遅しです。コツコツやってきた組はそれなりに形にはなっ てきて
るかなという印象はありますが、ダラダラなんとなくやってきたところは今更と
いった感じも受けます。

 八尾の二つの道院、支部では昇格に向けての動き出しましたし、新入会も一か
月で3名ありました。

 学校も久々に近畿大会への出場もきまったり、昇級に向けて頑張って取り組ん
でくれています。

時と潮流は人を待たない。本当にそうだと思います。

 悲しんでいる間も楽しんでいる間も時間は進みます。また潮流は時に我々の意
図に反することもありますが、従わざるを得ないことが多々あります。 その中
で、自分自身を見つけ、自己を確立し、決して自分を見失わないことが求められ
ます。

 悲しみや苦難を乗り越えた先には、一つ上のステージがまた私を待ち構えてい
るのでしょう。そう思うと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

 少林寺拳法の指導者の端くれとして決して立ち止まらず私自身が成長し続けな
いといけないと考えると、本当に時間が全然足りないと思うのですが、 果たし
て本当にそうなのかを今日の練習で拳士の姿を見ていて、考えさせれました。目
の前にやるべきことが散乱している状態ですが、今の状況に甘え て後回しにし
て目をつむっているところもあるかもしれないなと思います。

 実質次回が最後の大会の練習です。大会が終わった後にみんながどういった表
情をし、心境になるかを楽しみにしていますし、私自身の来年に向けて の課題
も見つかればうれしいなと思います。

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