3/25~27  第19回 全国高等学校少林寺拳法選抜大会

甲子園が高校野球の選抜大会で盛り上がっている中、三日間の日程で第19回 全国高等学校少林寺拳法選抜大会が開催され、審判員として参加してきました。

全国各地から選抜された800名を超える拳士が香川県の善通寺市民体育館集まり、熱戦が繰り広げられました。

初日は開会式と弁論の部の決勝が開催され、それぞれのテーマに沿った熱い内容の発表でした。

その後は審判会議。今年の夏のインターハイの審判の事も含めた説明と実習でした

二日目は予選。
この大会に出れるのは高校一年生と二年生だけ。人生でたった二度しか出ることが出来ません。出場していた拳士達の真剣なまなざしをみて、審査する我々の責任の重さを実感しました。

最終日は前日の予選通過者の発表と決勝。
前日の予選を勝ち抜いた拳士達の争い。本当にわずかの差しかありません。

攻防の間合い、体捌きや足捌き・・・。本当に細かい部分での差しかありません。本当にすべての部門で僅差でした。

結果発表前の全体での修練の最後の800名での基本突き。見ていて興奮するほどの素晴らしい気合・気迫のこもった突きでした。

それぞれの目標を達成できた拳士、出来なかった拳士。それぞれの思いを忘れずに次に向かって頑張ってほしいと思います。

そして改めて感じたことは我々指導者の責任。高校生拳士は指導者の言われたとおりに何百回、何千回と修練を積み重ねてこの大会に臨んでいます。指導者が間違ったことを伝えると拳士達は間違った動きになり、結果が出ず悔しい思いをするしかありません。

指導者はたった二年しかない高校生拳士達の大切な時間にもっともっと真正面から向き合えるように自己修練を怠ってはいけないなと感じました。

さー次は夏のインターハイです。今年は岡山での開催です。全国の高校生拳士の皆さん。頑張ってください!!!

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