2/23 練習日誌 「心構え」

2/23 練習日誌 「心構え」

 昇格考試まで一か月を切りました。そろそろエンジンをかけていかないといけない時期です。
 普段大阪府連の昇格考試を担当していて思うのが、宿題を見れば合格か否かがわかってきました。

 宿題がきっちり丁寧にかけている拳士は学科も実技もきちんと出来ていますが、宿題がいかにも適当に仕上げたなという拳士はやはり学科で追試になったり、実技でもどこか足りない部分があるように思う事が多いです。

 それはやはり拳士本人の中のどこかに受ければ通るという安易な気持ちがあるように感じます。

 実際私自身も弐段受験の時にそうだった思いがあります。まーあの時はコテンパンにやられました・・・(^_^;)

 少なくとも私は中途半端な状態では受験させないと決めています。特別練習に参加して、昇段を受けるという自覚と心構えがあると判断したときにはOKを出しますが、そうでない場合は前日に延期を伝えたこともありました。

 もちろん昇級もそうです。一月に受験した一般部の拳士に対して、受験する心構えが出来ていないと説教をし、もちろん不合格としました。

 少林寺拳法の試験は自己の今までの修練の成果を確認する場であると私は思っています。真面目にコツコツやってきた人にはかならず合格ですが、そうでなければ不合格。結果で気づきを与えるものだと思います。

 そういった事を含め「心構え」について今日は話しました。そして白帯の拳士全員に対して、どうも今の班長や副班長が甘すぎるのか、イマイチ集中力もないし、意識が低いのでついに私が小言をいう事にしました。誰でも出来る簡単なことが出来ない。いや出来ないのではなく周りが言わないので出来ていないことに気づいていないといったほうが正しいかもしれません。

 もう白帯の拳士達も入門してもうすぐ5カ月です。道院の雰囲気も感じてきたと思います。少林寺拳法を学ぶ上での心構えを白帯のうちにしっかりと植えつけていかないといけないと思っています。

 練習は一般部、少年部ともに欠席が多かったですね。少年部は今日は蹴りを中心に。

 一般部では最近、自分が出来ていないことをわかってもらえるような指摘をあえてしています。出来た気になっているといつまでも修正をしようとしません。ですから自分でそれに気が付いてほしい。それに気が付くことが上達への第一歩です。そのために合えて黒帯に対して厳しい言葉を優しく投げかけています。

 出来ない事を認めて自己研鑽に励む。これも有段者としての心構えの一つだと私は思っています。

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