練習日誌

8/28 「111枚に込められた思い」

今朝、道院の保護者の方々に広島県での土砂災害の復興支援で使うタオルのお願いの連絡を入れました。
また、昨日のフェイスブックやHPの投稿を見て何人かの方から連絡もいただきました。

で、今日集まった枚数は「111枚」。皆さん、少しでも復興支援をという気持
ちをもってくださり、ご協力いただけたこと。皆さんの気 持ちが素直にうれし
かったです。

また、OB拳士もわざわざ会社で募ってくれて仕事帰りに道場まで持ってきてく
れました。
明日人と会社の方々!ありがとうございました。

また、昨日の投稿を見た私の同級生の方も協力してくれました。

今日練習にこれなかった拳士も多かったのですが、まだ用意してくれていると聞
いていますので、また集まり次第送らせていただきたいと 思います。

子供達の前で集まったタオルを「みんなから預かったタオルを毎日一枚ずつ先生
が使うわ」と冗談で言うと、「それだけはダメです」とい う返事があちこちか
ら・・・(笑)みんな意味が分かって持ってきてくれているんだなと思い、うれ
しかったです。

復興支援はその時々で必要なものが変わってきます。復興支援は一度で終わるも
のではありませんし、大阪平野道院だけではとても小さな ものです。ですがこ
れからも少しでも支援していければと思います。

今日集まった111枚のタオルに込められたみなさんの気持ちを私が責任をもっ
て広島へ送り届けます。

私も気づいていなかった大阪平野道院の行動力、団結力を垣間見れることが出来
て、すこし自慢の道院になったような気がします(笑)

本当にありがとうございました。

今日の練習はSAQの日。テーマはクイックネスでした。

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8/25 「指導することの難しさと喜び」

もう夏休みも終わり、学校が始まっているところもあるようですね。

今日は前回の続きではないですが、自分の行動を振り返るということをお話ししました。

当たり前のことをやり続ける事の難しさは誰もが体感していると思いますが、それを乗り越えていかなければいけませんね。

古株になればなるほど基本的な事を怠りがちです。例えば合掌礼一つにしても白帯や黄色帯の子はきちんと両手でやっているのに、緑帯の子が片手に荷物を持ちながらやっている。といった光景をうちではよく見かけます。どんどん合掌礼が単に形式になってしまい、合掌礼で挨拶をすることの意味を忘れてしまっている事が多いように感じます。

一度全員に自分がやっている事を点検するように指示しました。合掌礼、結手、道場に入るときに作法等々・・・。当たり前のことがきちんとできているのか、各自で総点検です。

 さて、今日の練習は基本の後、白帯、黄色帯の昇級孝試と、試験に関係のない緑帯以上の拳士全員で、体験に来ている5名の拳士の指導に当たってもらいました。その中で、教える事、伝える事の難しさ、教えたことが出来るようになった時の喜びを感じてもらえたらうれしいですね。みんなで相談して担当を決めて色々とやってくれていました。

 一般部ですが、最近出席率がとても悪いです・・・(=_=)今日は自分の間合いについて色々とみんなで研究してみました。なかなか自分の間合いをつかむには時間がかかりますが、しっかりと頑張って欲しいですね。
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8/20 鎮魂行

 今日はSAQの日。そして法話では広島での災害について私の知る範囲での被害についてお話ししようと思ってました。

 しかし、残念ながら今日は何もできませんでした。

鎮魂行の声が小さいというのは定期的に言っているのですが、今日はそれよりもショックなことがありました。

 信頼して班長を任している拳士が鎮魂行をまったく唱えていないことがわかりました。以前から気にはなっていたのですがしばらく様子を見ていましたが、もう限界です。

 そんなことで鎮魂行の後、私のカミナリが・・・。

最後にもう一度鎮魂行をやり直してそのまま年少部の練習は終わりました。

 皆さんそうだと思うし、本当に基本で当たり前の事なのですが、私は鎮魂行をもっとも練習の中で大事にしています。私は鎮魂行が出来ない拳士は拳士ではないと思っています。ですので、体験練習会などでももちろん鎮魂行から入ります。鎮魂行には少林寺拳法の拳士として共有すべき事が凝縮されています。鎮魂行で何度も唱えているうちに潜在意識の中に少林寺拳法の教えをしっかりと叩き込み、されに技術を学び、体と心を鍛えるという事が大事だと私は思っています。

 技ができないと叱ることはまったくありませんが、挨拶と鎮魂行が出来ないと私は思いっきり叱ります。それだけ誰でも出来る事で、基本となるべき事だからです。

 鎮魂行をきちんと唱和してる拳士はうちの中で見てみると、なぜか昇級もはやいし、上達が早いです。なぜかは私にもわかりませんが、きっと今自分が出来る事を一つずつしっかり取り組んで、一つずつ出来る事を増やしていっているからかもしれません。

 ですので、覚えるまではいくつになってもどれだけ級や段が上がっても読本などをもって鎮魂行に取り組むようにいつも言っています。
 それだけ言ってるにも関わらず、知らん顔で気づかれないからいいやという気持ちで取り組んでいたことが非常にショックでした。

 彼らには信用、信頼は得るのは難しいが、失うのは簡単である。社会は人と人との信頼関係で成り立っている。人は色々な人に支えられて生きている。だから人を裏切るような行動は絶対にとらないで欲しいと、しかしなんらかの理由で信頼を失ったとしても、もう一度得るために一から努力することを忘れないでほしいということを伝えました。

 一般部でも特に一般部になってから入ってきた拳士が鎮魂行についての意識が低いように感じていたので同じ話をしました。

 せっかく道場の新兵器を楽しく紹介しようともっていたのに残念です。
 ま~色々な事があるのも道院長ならでは。私自身がもっとしっかりとみんなと向き合っていればこんなことにはならなかったと私自身に対してとても憤りを感じる反省の一日でした。

 写真は新兵器です。つい購入してしまいました(=_=)20140821_220229

8/18 通常練習 「準備は出来ていますか?」

お盆もあけ、一通り夏の行事も終わりひと段落つきましたが、相変わらず欠席が
多いです(・o・)
毎年のことなので、まったく気にはしていませんが(笑)

今日の法話は新入門を受け入れる体制があるのかどうかについてです。

まもなく新聞折り込みに第一弾の広告を打とうとしているのですが、もし今新入
門や体験の方が来られた時にはたして受け入れる体制はあるのかどうか?

例えば少年部に今5名の体験の子が来ており、それぞれ班長や副班長達がついて
指導をしてくれていますが、さらに増えた時に周りのみんながサポート できる
のか?

また、今の班長にまかせっきりでは来年今の班長が年少部からいなくなった時
に、今までのやり方を引きついで実行できるのか?

 自分が後輩指導をやらないといけないといった心構えが出来ているか?という
ことを尋ねてみました。
 体験や新入門の方が、多く来られた場合、私一人がつきっきりでお世話をして
いますと今の現役の拳士の指導が出来なくなったり、新入門のお世話し きれな
いことが多々あります。その時に必要なのは先輩である今の拳士達の協力です。
それは今までの大阪平野の伝統であり、今の拳士も先輩の拳士に教えてもらい
ながら育ってきました。

 それを他人事ととらえずに、少しでも先輩である以上、後輩の面倒をみるとい
う自覚があるかどうかを尋ねてみました。

 みんな自分がそうやって教えてもらっている自覚があるので、やらないといけ
ないという気持ちはあるようでした。

その気持ちがあれば十分です。これで安心して新入門の拳士の獲得に乗り出せま
す(*^。^*)

 さて、その後の練習では言ってすぐという事もあり、みないつも以上に体験の
子を気にかけてみてくれていました。

 人を教えるという事は自分が学ぶことです。しっかりと学んでお出来るところ
から少しずつ頑張って欲しいですね。

 さて、一般部では先月合同練習に来てくれた川崎医科大学の方が夏休みで大阪
に帰省中という事で練習に参加してくれました。せっかく来てくれたの に一般
部が非常に少なくで残念でした((+_+))

 一般部はどの世代の方にお越しいただいても受け入れる準備が出来ていると
思っていましたが、やはり色々なところでもっとしっかりと考えないとい けな
い部分が多くあるなと実感しています。

 しっかりとした強固な組織づくりを目指して頑張ります。

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